これまで2回模試を受けましたが、算数のケアレスミスが酷いです。
- 足し算(繰り上がりなし)を間違える
- 繰り上がりや繰り下がりの考慮漏れ
- 数字の読み間違い
- 転記ミス(問題用紙の答えはあっているのに、回答用紙に違うことを書く)
- 小数点の打ち忘れ
ケアレスミスの展示会のような回答用紙。ちょっとしたケアレスミスだねと目をつぶれる範囲ではないと判断。対策を考えてみます。
まずは長男が算数に取り組んでいるときの様子を思い出してみます。
- 頭の回転は遅くない
- 論理的に考える力はありそう
- 思考が雑(すっとばす)
- 計算は得意ではない
ケアレスミスの原因
算数のケアレスミスは、「思考が雑」の部分が最大限発揮されている感じ。
これまでを振り返ってみると、本人の性格面も大きいとは思うのですが、勉強の管理方法にも原因があるような気がしてきました。
我が家では、時間ではなく、量で考えています。つまり、今日やるべきことが終わればおしまい。極端な話、10分で終わってしまったとしても8割方OKそうなら追加はしません。逆にあまりに時間がかかりすぎているようなら、途中で終わりにしていました(激甘)。学習時間の目安として学年×10分と言われていますが、間違いなく、その目安を大きく下回っています。
あっという間に終わってしまうと、母としては、あれもこれもと追加したくなるのですが、そこはグッと我慢。いくら勉強が好きといっても、兄弟で遊ぶ時間やテレビには敵いません。早く終われば遊ぶ時間が長くなるので、集中して終わらせようと頑張ります。
これは、集中して終わらせることを身につけて欲しかったからなのですが、デメリットとして、早く終わらせたいがために、勉強が雑になるという点があります。理解できているかや、そもそもちゃんとやっているか(油断すると答えを写しておしまいになっていたりするので、要注意(笑))は出来る限りチェックしていますが、雑さという点はなかなか直らないです。
対策
雑になってしまうのは勉強の仕方の影響も大きいという仮説を立て、勉強の仕方を見直します。
今の長男はやる気は十分なので、時間を目安にしても大丈夫な気がします。これまではTODOが終わればおしまいだったのですが、これからは、まずは時間を決めて、TODOが終われば何かを追加(自分で考える)。終わらなければ、時間オーバーしても良いし、スケジュールの見直しを相談してもOKとしました。
また、毎日計算ドリルを少しずつ進めているのですが、量を半分にして、丁寧に・ゆっくり(小学校の先生が”丁寧に”は小学生には難しい表現なので”ゆっくり”の方が伝わりやすいと言っていて目から鱗でした)取り組むように伝えました。
そして、次回の模試は、『二月の勝者』に出てきた、半分は解かなくてOKという作戦にしてみようかと思っています。背景も目的も異なりますし、実際に破り捨てることはできませんが(笑)半分は手を付けなくてもOK。そのくらいの気持ちでゆっくり・丁寧に取り組もうと伝えてみようと思っています。
※このシーンは3巻に出てきます
二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (3) (ビッグコミックス)
とはいえ、スピードは大切です。
長男は根がせっかちなので、丁寧に・ゆっくりと言っても、それ程スピードは落ちないだろうと踏んでいます。また、スピードを意識するものとして、暗算練習を残しています。これは割り算対策でやり始めたものなのですが、本人も、計算が速くなった気がする!と言っているので継続して取り組みたいと思います。暗算練習には、iPadのアプリを利用しています。またの機会に紹介しますね。
効果のほどは・・・?
さっそく、今日の学習時間の目安を決めて、いつもの半分の量の計算ドリルを「ゆっくり」やるように伝えてみました。もちろん、「ケアレスミスが多いからやり方を変えよう」という説明もしています。
いつもは、1, 2問間違えるのですが、今日は全問正解!すかさず「全問正解だったよ!」とフィードバック。うれしそうでした♪もしかしたら今日の問題が簡単だっただけかもしれませんが、期待できそう!
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