前々から気になっていたSAPIX。
通う予定はないのですが、次男に入室テストを受けてもらいました。「受けてもらいました」という表現が本当にぴったりで、ご褒美に次男がハマっている『どっちが強い!?』シリーズを3冊も(!)買ってあげる約束で臨みました。
SAPIXの印象
私がよく聞くSAPIXの印象はこんな感じ。あくまでも私の印象です。
- とにかく宿題が沢山でる(でも全部やらなくてもよい)
- 授業が対話型でおもしろい
- 地頭がよく処理能力が高い子供向け
- 基本的に最難関向けなので中堅校ターゲットには合わないし、お客様になりがち
- プリントの整理が大変で親の手助けが不可避
- 親がうまく取捨選択すれば普通の子にも良い塾
- 塾弁がないので、働く母には意外とフィットする
- 5,6年ではクラス分けテストのプレッシャーが半端ない
- 子供同士の競争でどんどん伸ばす方針
塾に通うのであれば、対面ならではの質の高い授業をやってくれるところがよいので、SAPIXの「対話形式でおもしろい授業 」という部分がずっと気になっていました。
一方で、膨大な宿題量と授業スピードの速さという部分はコントロールが大変そうだし、子供同士の競争を煽るようなやり方も好きではありません。
新3年生の入室テストは体験授業がついているということなので、
- SAPIXの入室テストってどんな感じなんだろう?
- SAPIXの授業ってどんな感じなんだろう?
- 次男はSAPIXの入室テストでどの程度点が取れるのかな?
という興味から受けることにしました。(万が一、次男が通う気になってしまったら入塾する覚悟は一応持った上で)
テスト準備
特に何もしませんでした。
次男は家庭学習は学校の宿題のみ。長期休暇の学童の自習時間でSAPIXのきらめき算数脳という市販ドリルに少し取り組む程度。ただ、シンクシンクという知育ゲームアプリは大好きでよくやっています。(最近はなかなかレベルアップできなくてやらなくなってしまいました)
私の肌感としては、算数は得意な方だと思います。ものすごーく理屈っぽくて(笑)、保育園のころから数字に興味津々。計算も大好き。そして、シンクシンクで空間を把握する力もついていると思うので、素地はできていると思っています。
国語に関しても、読書が大好きで細かい言葉の意味も気になるタイプ。好きな本は何度も読んで暗唱しちゃうので、素養はありそうな予感。ただ、問題を解くという意味では経験値がまったく足りないと思っています。(学校のテストくらいしかやったことがない)
当日
やっぱり受けたくないなーとやる気のない次男をなだめすかし、なんとか連れて行きました(笑)ちなみに、次男は新しいことにチャレンジするのが大の苦手。でもやってしまえば、楽しめるタイプ。極度の心配性なので、初めの一歩が大変です。
結果
偏差値:40 < 国語 < 45 <<< 55 < 算数 < 60
ほぼ想定通りの結果でした。算数は放っておいても大丈夫そうなので、国語はちょっと強化してもよいかもなと思いました。記述形式の問題は、解答欄が5行くらいあるのに、回答はひとこと(笑)漢字も熟語を知らないので書けていないものが沢山ありました。言葉に興味はありそうなので、語彙のドリルをやってみようかな。
本人の反応
ふーん。といった感じ。
入室基準点を超えたことを伝えると、ちょっとその気になったのか、SAPIX入ろうかなーなんて言っていましたが、数日後に「やっぱりSAPIXは入らないよ」とのこと。次男も4月からZ会で頑張ります。
私の感想
テストについては、さすがSAPIX。小2のテストとは思えないレベル感で、しっかり考えさせる良問が多いなと思いました。
体験授業はつるかめ算についてだったみたい。
出てきて早々にこの話をしていたので、興味深かったのかなと思いますが、受験算数を思いっきり意識した内容なんだなーという部分にちょっとガッカリしてしまいました。受験塾なんだからあたりまえなんですけどね。