速さに苦戦していた長男なのですが、何につまずいているのかをよーく観察してみたところ、どうやら、単位の粒度と分数・小数の使い分けあたりに苦戦しているようです。
たとえば、こんな問題。
時速65kmで走る車があります。この車が422km500m進むのに何時間かかりますか?
大人目線だと、なぜこれがわからない?となるのですが、長男の思考だと
- 422km500mってわかりにくいから、メートルに直して・・・
- 422500m
- 時速65kmだから時速65,000mで・・・
- 422500m÷65000
- あー、計算めんどう!しかも、小数になっちゃった(涙)
となるようです。
なるほどなるほど。
面白い。
普通に計算するとこうですね。
- 422km500mなので422.5km
- 422.5÷65=6.5
- 答えは6.5時間
大人が自然にやっているkmに合わせて計算する、時間で聞かれても小数で答えてOKという部分が子供にとってはハードルだったようです。
確かに、速さは、どこの単位を基準にして計算するかと、小数・分数を自在につかいこなす力が必要なので、慣れが必要なのかもしれません。
ちなみに、Z会の例題を解いた直後はスラスラできたようなのですが、数日あけたらできなくなりました。やっぱり繰り返しって大事です。