(今日の話は中学受験とは全く関係がありません)
話題のスマホ脳を読みました。
とても面白かったです。
基本的には脳の仕組みなどから科学的にスマホの危険性を訴えている内容です。
私は、Web業界に身をおいていることもあり、スマホはとても身近な存在ですし、子供達にも積極的にデジタルデバイスを使わせているので、スマホ否定派ではありません。それでも、自分の経験や子供達の様子から、「あー、なるほど。」と唸ってしまう内容が多い、良い本でした。
スマホ(だけでなくデジタルデバイス全般)は諸刃の剣。うまく付き合っていかなければなりませんね。
私も立派なスマホ脳だった
私は自分ではスマホに依存している自覚はありませんでした。しっかり生活できていますし、スマホを忘れて出かけてしまってもそれほど慌てることなく普通に過ごせます。LINE以外の通知は基本OFFですし、何かイベントごとがある日はスマホをチェックせずに1日過ごすことも少なくありません。
でも、この本を読んで、立派なスマホ脳だったとうことを実感。
スマホが近くにあると、ふとした瞬間にスマホをチェックしてしまいます。ニュースアプリ、Twitter、はてなのダッシュボード、などなど。無意識のうちにスマホを触ってることって結構あります。これはスマホの刺激(=いいねなどのリアクション、更新情報など)をもとめている証拠だそうです。
そして、以前なら暇な時間ができたら本を読んだり、勉強をしたり、趣味にあてたりしていたと思うのですが、最近はなんとなくスマホで時間を潰してしまうことも多いような・・・。
「あぁ。スマホに貴重な時間が吸い取られている・・・。」と感じたのでした。
アプリの断捨離を実行
スクリーンタイムで利用時間の長いものをチェックしたところ、ニュースアプリが断トツ。確かに、ふとした瞬間についチェックしていました。そんなに頻繁に更新されるものでもないのに。あとは、はてなのアプリ(笑)みなさんのブログをチェックしたり、アクセス解析を見てみたりと、こちらもふとした瞬間になんとなく眺めていることが多かったです。
テレワークで基本自宅にいることもあり、ニュースやはてなは1日1, 2回PCでチェックすれば十分と判断し、意を決して削除。出先などでチェックしたい場合はSafariで見ればよいですしね。
PCではチェックしにくいSNSにはスクリーンタイムで時間制限を入れてみました。
結果、スクリーンタイムがかなり減り、なんだか頭がクリアになったような気がします。気のせいですかね〜。
それでも、まだ、ふとした瞬間にスマホを手にとってしまいます。
iPhoneの画面をグレイスケールに
そして、ついに、スマホ脳でもおすすめ(?)されていたiPhoneのグレイスケール設定を試してみました。
出典:AppBank https://www.appbank.net/2014/10/04/iphone-news/903914.php
iPhoneが刺激的で楽しいツールから、ただの情報収集ツールに変わりました。SNSとか全然スクロールする気にならないし、ついでにこのアプリもチェック・・・みたいな気持ちもまったく起こりません。最低限の操作をしたらおしまい。
そして、”スマホってたいして楽しいツールじゃないね”と脳が学習したのか、スマホを手にする回数も減ったような気がしています。
ちなみに、グレイスケールでは困るシーンもあるので、AssistiveTouch(画像の右下に出ている画面上のボタン)で簡単に切り替えられるような設定を入れました。
簡単に設定をメモしておきます。
iPhoneのグレイスケール設定
設定>アクセシビリティ>画面表示とテキストサイズ>カラーフィルター>グレイスケールを選択
AssistiveTouchの設定
AssistiveTouch+アクセシビリティショートカットの合わせ技で設定をします。
- 設定>アクセシビリティ>ショートカット>カラーフィルターを選択
- 設定>アクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouchをONに設定
- AssistiveTouchの長押しの設定にアクセシビリティショートカットを設定
これで上の画像の右下に出ているボタンを長押しすることで通常のカラー表示とグレイスケールを切り替えることができます。
まとめ
今回はスマホ脳を読んで自分のスマホとの付き合い方を改善した話を書きました。
我が家の子供たちは、それぞれiPad, iPhone(2人とも両親のお下がり機+子回線SIM)を持っていますが、使い方は超限定的。小学生のうちはこのままの予定ですが、中学生になるタイミングでできることを増やそうと思っています。今回、この本に出会えたことは、子供たちとスマホとの付き合い方を考える上でもとても良い気付きとなりました。
是非、みなさんも読んでみてください。
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