夏から通塾を始めた長男ですが、ある事件をきっかけにほぼ自走できるようになりました。塾なしだとどうしても母に依存しがちだったのですが、これも通塾を開始したメリットだなと感じています。
これまで
これまで毎日のスケジュールや模試の成績をみて弱点分野をみつけて復習の計画を立てるところまで、ほぼ全ての計画を私が作っていました。
6年生になってモチベーションが低下し始めてから、週次スケジュールだけ私がつくり、日毎のスケジュールは自分で管理したりと試行錯誤をしてきましたが、結局完全に手を離せるところまではいきませんでした。
夏休みに通塾を開始してからは、塾から日毎のスケジュールが配られるようになったので、それをベースにいつものフォーマットに整えるところはやっていました。
事件発生
夏休みも終盤のある日、事件はおきました。
その日はお休みした分の映像授業を受ける日。映像授業はYoutubeなのでスクリーンタイムでかけている制限を一時的に外しています。
ここまで書いたら多くのかたはお察しとは思いますが、、、
自室で映像授業を受けているはずが、スクリーンタイムを見るとゲームで遊んでいるではないですか(めんどうだったので制限をすべて外した私もいけない)。しかも、「いやー、今日は絶好調だ!ちゃんとやると気分が良いねぇ〜」と勉強が上手くいっているアピール付き。私もすっかり「今日は調子が良いんだな〜」なんて思っていたので、ゲームをやっている事実を知ってしまったときのショックは大きかったです。
6年生の夏なのに・・・という落胆した気持ちと、さっきの言葉はなに?母のこと騙してたの?というなんとも言い表せない感情が入り混ざり、逆に怒りの感情は出てきませんでした。
そして、
「今までやっていた能動的なサポートをすべて終了します」
宣言をしました。
なんだか一生懸命やっている自分がバカバカしくなってしまって。今は塾が毎日のスケジュールを示してくれているので、やる気があれば自走できるはず、むしろここからは自走しないとダメだという思いもあり、ショックで言葉を失った数分間でこの結論を出しました。
その後
この事件以来、長男は自走し始めました。
塾のスケジュールを見ながら、その日にやるべきことをリストアップして、終わったものから消し込んでいきます。やればできるじゃん。
過去問をやり始めたこともあり、苦手なところを自分で見つけて復習のスケジュールも考えています。復習の教材などは一緒に探しています。
期せずして私の役割は受験生の母としての理想形といわれている”秘書的存在”になりました。この形を目指していたので、ショックな出来事ではありましたが、よいタイミングだったのかなー。
最近の私のお仕事は過去問のスケジュール管理とコピーくらい。私も負担が減って気持ちに余裕ができましたし、本人もできることが増えて自信に繋がったようです。
ちなみに、夫には「こんなに何度も何度も裏切られて(答えを移してたとか、終わってないのに終わったと言ってるとか、こっそり遊んでたとか)、よくサポート続けられるよね」と半分呆れられてます。二月の勝者やみなさんのブログで予習しているので、「中受あるある。落ち着け自分!」と言い聞かせてる感じです(笑)それもあって、こういうお恥ずかしいエピソードもなるべく公開していこうと思っています。
きょうこ先生の著書は、わがやのような普通の小学生が受験する際の心構えが沢山書かれていて、本当に参考になります。
関連記事