さて、ここで問題です。この写真の2粒のマスカット、どちらが甘いでしょうか?
答えは、沈んでる方!
少し前にふるさと納税で頼んだシャインマスカット、時期外れだったからなのか、1房の中に、とっても甘くて美味しい粒と、とってもすっぱい粒が混ざっています。ぶどうは枝側が甘く、先の方がすっぱい。そして、実が小さく、緑っぽいものが酸っぱい気がするので、なんとなく選別できるのですが、そんな話をしていたところに、次男が
「見分ける方法あるよ!!」
と。
なんですと?
よくよく聞いてみると、先日紹介した『?に答える!小学理科』に書いてあったらしい。
そういえば、「物質編おもしろいなぁ、僕はね、物質に興味があるんだよー、重いものも軽いものも落ちる速さが同じとかね、そういうのがもっと知りたいんだよねー。」と言いながら読みふけっていました。そして、密度の部分を読みながらこんなことを言っていたのを思い出しました。
「水銀っていうのがあってね、鉄でできた釘は水には沈むけど、水銀には浮くんだよ!密度っていうのはね、ものの重さを体積で割るともとめられて・・・(なぜ鉄は水に沈んで水銀には沈むのかを説明していましたが、とっても長いので中略)、トマトの甘さもも食塩水にいれるとわかるんだって!」
トマトの甘さがわかるなら、シャインマスカットの甘さもわかるのではないかと思ったようです。
ということで、やってみました!
簡単そうにみえますが、甘い粒とすっぱい粒の中間の密度の食塩水を作る必要があるので、結構大変。でも、小さじ1ずつ塩を溶かしながら確認をして、ちょうど中間の濃度の食塩水を作ることに成功!甘い粒と酸っぱい粒の仕分けに成功しました♪
甘い粒はそのままおいしくいただき、すっぱい粒はコンポートに♪
ちなみに、食塩を大量に溶かした食塩水は、体感でも普通の水よりかなり重いので、どちらかというと食塩水の方が密度を感じられたような気がしますが、とてもよい勉強になりました!
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