きっちりさんの次男の伴走は、マイペース長男に比べるととてもラクです。1週間の予定も自分で立てられるし、言われなくても勉強を始めるし、こっそり答えをみたりも絶対にしないし、受験生のお手本のよう♪
なーんて思っていたのですが、次男は次男なりの大変さがありそうだなというお話です。
次男は昔から、わからない問題やできない問題があると大暴れします。大暴れって字の如く、本当に暴れるんです。怒っているというよりはパニック状態の方が近いかなと思っています。
テキストに八つ当たりしてぐちゃぐちゃにしようとしたり、椅子に座ったまま暴れるので椅子ごと倒れそうになったり、寝室に走りこんで布団に隠れたり。iPadが壊れる!と思い咄嗟に守ったことも何度もあります。
HSC傾向のある次男は「完璧にできること」へのこだわりが強く、できないことを嫌います。この話は少し前に国語の記述問題の話でも触れました。
「中学受験の勉強は難しいからわからないものが出てくるのは当たり前。できなかったら何回もやれば良いし、何回もやってもできなければ、3ヶ月くらい放っておこうね。」と、繰り返し繰り返し、というかほぼ毎日のように唱えています。
そのかいもあってか、最近はパニックになることも減ってきました。
ですが、数日前、体調を崩した日があったんですよね。帰ってくるなり頭が痛いといっていたので、今日は勉強はやめておこうねという話をしました。ただ、、この日はチームの練習がなく、計画していた勉強量が多い日だったんです。
別に1日くらい勉強できなくても、来週以降の予定を少し調整するなり、冬休みに挽回すればよいと思ったのですが、次男はそうは思わなかったようで・・・
バファリンを飲んでお昼寝から起きたところで、今までにないほどのパニック状態になってしまいました。
11月から少し学習量を増やしているので、少しプレッシャーを感じている面もあるのかなと思います。
30分ほど暴れた後、結局、その日にやるべきことの3分の2を終わらせてご満悦。
根性でやり切るところはすごいなと思うのですが、計画通りにいかないことなんて沢山あると思うので、もう少し柔軟に考えられるようにならないと。。しかも中学受験の勉強は本当にやることが多いので、完璧を目指すのは危険です。習い事と両立を目指すならなおさらのこと。
きちんとやりたい次男の気持ちも尊重しつつ、うまくいかないことも許容できるようなしなやかな心に育ってほしい。なかなか難しいお題です。
こちらの本に出会って次男の個性との向き合い方がわかりました。それまで、次男の育てにくさに本当に悩んでいたので、同じような悩みをお持ちの方にぜひおすすめしたい本です。
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