Z会でマイペースに中学受験(2022、2024)

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【まとめ⑪】塾なしのメリット・デメリット

兄弟2人のほぼ塾なし中学受験の終えてのまとめ記事を書いています。今回は塾なしのメリット・デメリットについて。

天秤座のイラスト(星座)

 

メリット

1. 受験勉強に費やす時間が短い

やはり一番はこれ。通塾にかかる時間も短縮できますし、自分に必要な勉強に絞って学習することができるので、効率はとてもよいと思います。

集団塾だと自分がわかるところも解説を聞く必要があるいっぽうで、わからないところは理解する前に通り過ぎてしまう可能性もあります。自宅学習の場合は、わかるところはサッと終わらせて、わからないところは何度も動画を見たり調べたりしながら進めることができます。

次男の場合ですが、週4〜5のスポ少の活動に参加しつつ(遠征含む)、22時就寝7時起床、ゲームやYoutube、読書などの娯楽の時間も6年生の秋まではしっかり確保していました(もちろん毎日ではないです)

 

2. 子供への精神的負担が小さい

最後の半年通塾した長男に比べて、完全塾なしだった次男はメンタル面での負担が小さかったように思います。やはり本番直前の集団塾は特有のピリピリ感があります。塾の先生方も本番に向けて子供たちに発破をかけますしね。

塾なしだと日常生活の延長に受験がある感じ。もちろん緊張はしたようですが、通塾組に比べると明らかに負担が小さかったです。学校でも受験生のストレスでクラスの雰囲気が変わるようなのですが、次男はあまり影響を受けていなかったように感じます。

 

また、受験本番以外でも、テストによるクラス昇降ももちろんありませんので、そのストレスもありませんし、親のメンタル的にも良かったと思います。

 

3. 費用が比較的安くすむ

まとめ記事(↓)も書きましたが、通塾に比べて費用は安くすむと思います。費用が浮いた分でプロ家庭教師をお願いしたりと、かけたいところにお金をかけやすい点はメリットだと思います。

happy-chuju.hatenadiary.com

 

4. 取捨選択がしやすい

長男は5年生終わりまでZ会、6年生前半は予習シリーズ+市販教材(ここは選択ミスだったと思っています)、夏から通塾。次男は5年生までは国算をZ会、理社をスタサプ、6年生から4教科Z会という感じで、子供や家庭の事情に合わせて色々な選択肢をとることができます。特に直前期は志望校対策に絞った学習がしやすい点はとても良かったです。

 

長男は進研ゼミの中学受験講座+Z会算数の組み合わせでやりたかったなぁと今更ながら思っています。どなたかこの組み合わせ試してみませんか?(笑)

 

デメリット

1. 強制力がない

小学生にとって強制力がない状態で3年間勉強し続けることはとてもハードルが高いです。4,5年生から毎日自宅で数時間勉強できるタイプのお子さんもたまにいるようですが、我が家はまったく参考になりませんでした(汗)

長男は本当に大変でしたし、次男は自宅学習向きの性格だったと思いますが、それでも、モチベーションの波が激しかったです。特に6年生になってからはスポ少の大会期間は勉強に対する集中力が著しく低下していました。。スポ少との両立ってこういう面でも大変なのだなと痛感した出来事でしたね・・・。ただ、中学受験は長期戦なので上手くいかないことが当たり前と思って気長に見守りるように心がけました。たまに爆発しちゃってましたけど(汗)

 

2. すぐに質問ができない

Z会に質問することはできますが、回答がくるのは数日後。すっかり熱は冷めてしまっています。質問もテキストベースなので書き方にコツが必要で、結局数回しか利用しませんでした。私が時間を取って一緒に解説を読んだり調べたり。親の負担も大きいですし、時間があるときに調べる形になってしまうので、結局そのままになってしまったことも多いです。

 

3. 選択肢が多すぎる

メリットとしても上げていますが、選択肢が多すぎることはデメリットにもなり得ます。

教材を変えようと思ったとき、市販教材を使おうと思ったときなど、調べるのがとてもとても大変です。ネットで口コミを見たり、実際に教材を見てみたりしますが、プロではないので何を基準に決めればよいかもわかりません(汗)自分なりに根拠をもって突き進むしかないのがつらいところ。。

※Z会をカリキュラム通り学習できれば、この悩みはあまりないのかもしれません。

 

4. 志望校対策

直前期の志望校対策を親がやらなければいけないのもデメリットだと思います。

特に独自の傾向がある学校はプロに頼った方がよいのかも。大手塾に志望校特訓が用意されている場合は受講した方がよいと思います。志望校特訓がない場合は個別指導を検討するか、親が過去問をみて傾向分析をしたり特徴的な問題を抜粋して練習したりする形になると思います。

 

まとめ

もし、友人に塾なし受験について相談されたら、「基本的にはおすすめしない」と答えると思います(笑)メリットも大きいですが、デメリットもとても大きいですし、何より親の負担が半端ないです。とてもとても大変だったので、簡単にはおすすめできないかな。

でも、もし、もう一人子供がいて、塾なしで受験したいと言ったらもちろんサポートすると思います。習い事と両立したい、長時間の塾通いに抵抗があるなどの理由がある場合は、覚悟をもって塾なしに挑戦するのもひとつの選択肢だと思います^^

途中から通塾に切り替えるのもありですしね!

 

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