兄弟2人のほぼ塾なし中学受験の終えてのまとめ記事を書いています。今回は成績のお話です。
長男の受験での一番の反省点といっても過言ではないのが、5年生で外部模試に翻弄されてしまったこと。この反省をもとに、次男は5年生冬までは大手の模試は回避、独自カリキュラムで進めていた理社に不安があったので、首都模試だけ受験することにしました。
5年生まで
外部模試は首都模試を2回受けただけでした。秋以降は四谷大塚や日能研の模試を受けたかったのですが、ことごとく大会と被っていたため受けられませんでした。
また、5年生までは4教科全体での偏差値は気にせずに、教科ごとに見るようにしていました。
Z会
算数は60を目標、それ以外の教科は50を目標としていました。算数を最優先にしていただけのことはあり、算数の成績は概ね順調。意外だったのは理科と社会で、Z会をやっていた国語より成績が良かったです。次男は国語の記述がとても苦手だったのでZ会の国語には苦労していました。
首都模試
7月と9月の2回だけですが、理社の学習状況把握を目的として受けました。夏休み明けの社会は通塾組に引き離された感じがあったのですが、それ以外は概ね問題なしというか、むしろ想像よりとても良い成績でした。
首都模試で65以上の成績を取れている場合は合不合や日能研を受けた方が良いというのが定石のようです。社会だけは不安が残るものの、4教科の偏差値も2回とも65を超えていたので、9月で首都模試は終わりにしました。
6年生
6年生は合不合を全6回受けています。この記事では省略していますが、春に日能研の模試も2回受けました。5年生までは4教科の偏差値は気にしていなかったのですが、6年生は志望校選定のためにも4教科の偏差値もある程度気にするようになりました。
Z会
6年生は年3回あるのですが、11月は過去問や合不合を優先したかったので受けませんでした。ということで2回のみの成績です(汗)6年生の算数は難しくて結構飛ばしていたので、8月は成績が下がってしまったのかなと思います。いや、4月が良すぎただけかもしれません。。
4教科にすると65付近ととても良い成績でした。6年生になるとZ会でも学校ごとの偏差値が見れるようになります。偏差値65あると確か御三家でさえ適正な感じで設定されているので、かなり甘めだと思います。
合不合
合不合は全6回すべて受けることができました。理科は比較的安定。算数は最難関向けを捨てたので夏以降は上がらず。社会は後半から力を入れたので上り調子。国語はキープという感じでした。後半は社会に注力した分、算数に力を入れられなくなりましたが、限られた時間の中でよいバランスで勉強できたのかなと思います。
4教科で見ると6年生でエンジンをかけて上り調子だったものの、夏以降の下り傾向は明らか。次男がのんびりしている間にみんな頑張ってたのだなということを実感しました。。
Z会と合不合を比較
※個人の考察になります
Z会と合不合の偏差値ですが、Z会の方が高くでる印象でした。
ただ、これが問題への慣れやカリキュラムによるものなのか、実力によるものなのかはわかりませんが、慣れの面もそれなりにあるのかなと感じました。Z会の実力テストに比べて、合不合は問題数がとても多いです。例えば、算数だとZ会は大問6くらいまでですが、合不合だと大問9まであったりするので、大雑把な計算ですが、同じ時間内に1.5倍の問題数を処理する必要があります。
ただ、どちらにしてもZ会の偏差値表はかなり甘め(開成67、麻布63、武蔵62etc)だと思いますので、Z会の成績と偏差値表だけを頼りにするのは危険だと思います。
まとめ
模試の成績は指標のひとつにすぎません。
志望校の過去問をやってみると、模試の成績とは違うなと感じる教科、成績通りだなと感じる教科もありました。模試は、あくまでも、ざっくりした立ち位置の把握と、得意分野/苦手分野の見極めの材料にするのが良いと思います。