Z会でマイペースに中学受験(2022、2024)

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【まとめ⑧】志望校設定に注意。秋の気のゆるみと成績低下

兄弟2人のほぼ塾なし中学受験の終えてのまとめ記事を書いています。今回は志望校設定について。

 

6年生春、志望校設定

6年生の春頃にY60の学校を志望校として設定しました。4月の合不合の偏差値が50後半だったので、もうひと頑張りする必要はあるものの、偏差値的には適正の範囲内。スポ少と両立しながら目指すにはよい目標設定だと思っていました。

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6年生でエンジンをかける

6年生からはガッツリ勉強するからねと常々伝えていたこともあり、いよいよ志望校も定まったこともあり、夏休みまではとてもよく勉強していました。

もちろん、まったく気の緩みがなかったわけではないですし、ふと時間があくと友達と遊んだり、ゲームをしたり、もちろんスポ少もガッツリやっていましたが、算数の四科のまとめ、社会のでる順など、通常のZ会の勉強にプラスして市販教材を終わらせられるほどだったので、短い時間でも集中して頑張っていたと思います。

そのかいあってか、7月の合不合では4教科の偏差値がY60を超え、志望校判定も80%に!!

 

この調子で夏休みも頑張れば志望校に届きそう!と2人で喜びました。

 

夏休みの失速

そして迎えた夏休み。長男も部活以外の日は家にいますし、次男もスポ少の練習はあるものの、時間がたっぷりあります。完全に夏休みムードに飲み込まれ、予定していた内容が全く終わりませんでした。

本人は意識していなかったかもしれませんが、夏前の模試で80%判定が出たのも大きかったように感じます。

天王山と言われる夏休みに勉強がはかどらず、絶望的な気持ちだったのですが(母だけ)、失速は夏休みだけでは終わりませんでした。もはやホラーです。

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「夏の成果は9月には出ません」

完全に失速した夏休み明けの合不合。なんと成績は過去最高の62.3。しかも理科、算数は65を超えました。

夏休み、勉強がはかどらない次男に「塾に行ってる子たちは頑張ってるんだから、こんなに遊んでたら置いてかれちゃう」「夏休み明けの模試でショック受けても知らないからねー」とチクチク脅していた結果がこれです。。

 

ただ、冷静に分析してみると、おそらくですが、理科は夏休みに唯一頑張った教科だったこと、算数も夏休み前までに四科のまとめを終わらせて基礎が固まってきたことが大きかったように思います。

でも、次男はそんなことはつゆ知らず。あれ?夏休みあまりはかどらなかったけど成績上がっちゃった?という感じだったと思います。

 

低空飛行の秋、目覚めの冬

9月以降も引き続き低空飛行。

やるべきことは粛々とこなすものの、最低限という感じです。できないものは、あっさりあきらめてしまうし、夏前まではもうひと頑張りができていたのですが、それが全くありません。勉強時間も夏前より減っていました。

前回の成績の記事にも書きましたが、10月、11月と4教科偏差値は下降をたどり、志望校の判定が50%になったところで、ようやく、このままではまずいかもしれないと気づいたようです。

 

ようやく勉強に対するモチベーションが戻ってきたのが11月中旬ごろ。

もうひと頑張りができるようになり、自分で苦手分野を探して穴埋めをするようになりました。9月、10月にヤキモキしながらもなるべく爆発しないように抑えていたストレスからようやく解放され、なんとかこの調子で本番まで頑張ってほしいと思ったことをよく覚えています。

 

12月、志望校の再設定

12月の合不合は9月と同じくらいの好成績に持ち直し、過去問もY60の学校はボーダーを上回ることが多くなっていました。

とても良い感じではあるものの、秋の恐怖がよみがえります(汗)

本番まであと1ヶ月半”も”ある・・・。

 

大人にとってはあっという間の1ヶ月半でも、小学生にとっては遙か未来。ということで、このタイミングでY65を志望校に加えました。もともとチャレンジで受ける予定だったものを、もう少し明確に目指すことにしたという形です。あの手この手でY65の良いところを見つけて次男にアピール(笑)

本人はY60をとても気に入っていたので、Y65を目指すことでY60に合格できる可能性も上がるかもしれないし、Y65に合格できたらすごいねというモチベーションだったと思います。

 

11月にも感じたことなのですが、失速といっても学力が下がっているわけではないんですよね。勉強に対する集中力が足りない、そのために力が発揮できないというように感じました。スポーツでもそうですが、本番に向けてコンディションとメンタルを整えることは、結果を分ける大きな要因になり得ると思いました。

 

Y65の過去問は直前までギリギリだったので、集中力を切らさずに走り続けるよい目標になったと思っています。

 

まとめ

中学受験で第一志望に合格するのは3割と言われています。

適切な志望校設定をすればそんなことにはならないはずだと思っていましたが、適切な志望校設定が小学生にとってはとても難しいということを痛感しました。

振り返ってみれば、長男もあこがれ校を目指していたからこその第二志望合格だったような気がします。中学受験では少し無理をした目標設定が必要なのかもしれません。

これから受験を迎えるみなさん、志望校設定にはご注意くださいね。

 

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