4年生3月〜5年生冬まで、理社はスタディサプリをメイン教材として進めてきましたが、新6年生に向けて、5年生12月から理科、1月から社会もZ会での学習をスタートしました。
4年生から約2年間、スタサプで理社を学習してきたわけですが、4, 5年生の理社をスタサプで進めるのはありだと思いました。この記事では、スタサプの感想と併用した市販教材、実際にどのように進めてきたかをまとめてみます。
Topics
スタサプのメリット・デメリット
メリット
1. 映像授業が楽しい
長男も次男もスタサプの授業は楽しくてわかりやすいと言っていました。以前も書きましたが、先生方の熱量が高く、子供たちに興味を持たせるとてもよい内容だと思います。ただ、理科の応用は難しいものもあるので注意が必要です。
2. スケジュールを自由自在に組める
カリキュラムが存在しないので、スケジュールを自由に組むことができます。同じ単元を繰り返しやりたかったので、自由にスケジュールを組めるところはとても良かったです。具体的にどのように進めたかは下に書こうと思います。
3. 通塾やZ会にくらべて負担が少ない
これが一番のメリットだと思っています。算数に力を入れたかったので、理社をスタサプにすることで理社の負担をぐっと減らすことができました。スタサプだけだと質・量ともに不足するものの、とにかく中学受験は算数が大事なので、算数重視で進められたことはとても良かったと思っています。
4. コスパが良すぎる
こんな良質なコンテンツなのに、なんと月額2178円!(2023.1現在)12ヶ月一括払いにすると1ヶ月あたり2000円を切ります。この価格で全学年の全教科を視聴することができます。お得すぎる!
デメリット
1. 問題が少ない
確認問題が授業の最後にありますが、量も少ないですし、内容も心許ない感じです。市販教材で補う必要があります。
2. 内容が足りない
中学受験に必要な内容をすべて網羅しているとは言いがたいかなと思います。コアプラスをやっていると、習っていない内容が沢山出てきました。
3. 理科(応用)は楽しいけれど、特に化学・物理は学びにくい
ここは主観が入りますが・・・、とても楽しい授業ではあるのですが、化学・物理は少し学びにくかったようです。長男、次男ともに苦戦しました。
4. スケジュールを考える必要がある
メリットの裏返しですが、カリキュラムがないのでスケジュールを自分で考える必要があり、親の負担が大きくなります。
スタディサプリのHPはこちら:スタサプ
スタサプと併用した市販教材
理科
Z会グレードアップ問題集 理科
『小学3・4年生』は4年生の冬休みと5年生になる前の春休みに、『5年生』は5年生の夏休みにやりました。中学受験向けの問題集ではないものの、教科書プラスαの内容という感じ。問われる知識は基本的なものですが、文章を読んで考えるよい練習になります。
中学入試 理科 実力突破
中学受験向けの基本的な問題集です。
5年生の夏以降、時間を見つけて少しずつ進めています。
理科コアプラス
5年生秋からはじめました。既習単元から順番に知識の確認をしています。
スタサプでは扱われない内容もそこそこ出てくるので、そういったものは下で紹介した『?に答える!』か『塾技』で確認しています。
?に答える!小学理科
参考書です。わからない問題や忘れているところの確認に使っています。小学生にもわかりやすく綺麗にまとまっているので、4,5年生の基礎知識の参考書としておすすめです。
理科 塾技100
参考書として使っています。『?に答える!』には載っていないものも、こちらには載っていることが多いです。重要な知識や考え方が綺麗にまとまっていますが、知識がぎっしり詰まっている感じなので、基本的にはひと通り学習を終えた6年生におすすめです。
社会
白地図トレーニング帳
4年生冬〜5年生夏まで、印刷してワーク/暗記マーカーで暗記に使いました。特に地名を覚えるのに有効だったかなと思います。
都道府県地理カード
地理の知識を楽しく覚えられる地理カード。長男のときから大活躍しています。これだけで地理の知識が完成するわけではありませんが、楽しく学べるって大事だと思っています。
Z会グレードアップ問題集 社会
中学受験向けの問題集ではありませんが、地理の基礎知識の確認はできますし、問題文が長いので文章を読んで答える練習になります。
5年生の夏休みに地理の総復習として使いました。
中学入試 実力突破 社会
中学受験向けの基本的な問題集です。
5年生の夏以降、時間を見つけて少しずつ進めています。
社会コアプラス
5年生の夏休みから始めました。暗記マーカーに入れて、地理と歴史を毎日少しずつやるようにしています。
?に答える!小学社会
参考書です。理科同様、わからない問題や忘れているところの確認に使っています。小学生にもわかりやすく綺麗にまとまっているので、4,5年生の基礎知識の参考書としておすすめです。ただ、コアプラスをやっていてわからないところを調べようと思っても載っていないことが多いです。
我が家のスタサプカリキュラム
理科
まずは学校で習う内容をしっかり抑えつつ、スタサプ応用で少し中学受験を意識した内容を取り組むことを意識して進めました。
4年生3月〜5年生1月:スタサプ4年生応用
4年生の間はゆっくりスタサプで学習。適当なところで復習(テキストをもう一度やってみる)を入れつつ進めました。
冬休みには学校で習うレベルの知識確認として、上で紹介したZ会のグレードアップ問題集の3, 4年生向けのものをやりました。
5年生2月〜10月:スタサプ5年生応用
4年生と同じようにスタサプで学習を進めました。4年生よりは少し急ぎ目で進めました。また、春休みと夏休みにはZ会グレードアップ問題集をやりました。
5年生11月:Z会のバックナンバーで化学の学習
スタサプ6年生応用の化学が難しかったようなので、Z会のバックナンバーを取り寄せて化学の学習。スタサプ5年生応用にも化学は出てくるので、一部は復習という形でしたが、体系的に学べてとても良かったようです。
5年生12月〜:Z会受講開始
Z会の学習ペースに慣れるために12月から受講開始。12月の地層と1月の人体はスタサプで学習済みなので復習も兼ねています。
社会
地理はざっくり地理を学んでから暗記するという流れにしました。
4年生3月〜6月:スタサプ4年生応用
社会に興味を持って欲しいなと思ったのでひと通り学習しました。日本地理と世界地理の導入といった内容になっています。
4年生7月〜11月:スタサプ5年生基礎
まずは基本的な内容をしっかりインプット。この時点では覚えることは重要視せず、先生の話を楽しく聞く程度にとどめています。
4年生12月:白地図で地名の学習&地理カード
基礎編でざっくり地理を学習したので、白地図で地名の学習。このころ地理カードも活躍しました。
4年生1月〜5年生8月:スタサプ5年生応用
ここから本格的に地理の学習をスタート。スタサプに出てくる基本的な内容をしっかり覚えていることを心がけました。
夏休みにはZ会のグレードアップ問題集をやり、コアプラスも開始。ただ、コアプラスは1周しかできなかったので、夏休み明けの首都模試はもう少し頑張りたいねという感じの成績に(涙)やっぱり地理は知識量が必要ですね。
5年生9月〜12月:スタサプ社会6年生応用
3ヶ月で歴史を詰め込みました(笑)少々やり過ぎな感じはありますが、次男は歴史まんがをよく読んでいて、もともと歴史は詳しかったため、一気に駆け抜けた感じです。
5年生1月〜:Z会受講開始
1月の歴史の総復習のタイミングでZ会へ。2月、3月は地理の総復習なので、良いタイミングだったかなと思っています。
スタディサプリのHPはこちら:スタサプ
Z会のHPはこちら:Z会の通信教育 小学生コース
まとめ
中学受験といえ、理社は小学校の学習指導要領に含まれていることが基礎中の基礎になります。スタサプで基礎をしっかり作っておいて、ここからどこまで頑張れるかは本人次第ですね!
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