前回、前々回に書いた記事の続きです。
前の記事に書いた通り、塾に期待することは
- 知的好奇心を刺激するようなLiveならではの授業
- 子供の苦手分野の把握と、対策策定、実行のチェック
なのですが、少しやんわり聞いてみたものの、あまり期待できない回答でした。
塾の先生のお話をまとめてみると、こんな感じ。
- 授業の進め方は単元の説明→演習問題→解説→宿題を出す
- 上のクラスの子は、宿題をしっかりやって、自分が間違えたところをしっかり復習できる
- 下のクラスの子は、宿題はやってくるが、間違えた問題はそのままになっていることが多い
- 取り組み方に問題がある(宿題をやってこない、間違えた問題がそのまま)の場合は、ご家庭に連絡をして連携して改善していく
- 苦手分野の把握は月例テストの結果などを元に先生が分析してご家庭に連絡して連携している
- 5年生の初めの時点で一番下のクラスでも、どんどんクラスが上がって一番上のクラスにいくことはある
- 一番上のクラスは、クラス担任の熱意がすごく、基本的に塾で全てのフォローをしています(家庭学習しなくてもよいくらい塾で全てやるとのこと)
うーん。
授業はあまり期待できない感じ。苦手分野の対策も、苦手分野を見つけてくれそうだけど、予想通り、その後のフォローまではしてくれない様子。そして、トップクラスだけは手厚くサポートしますと名言されていました。。
長男の場合、この塾に通っても、特にメリットはないような気がしています。
そして、極め付けに、、、
「◯◯(学校名)の◯月◯日の入試ですが、倍率は30倍でしたよ!」
ん?何が言いたいのだろう??と一瞬考えてしまいました。
この入試ですが、本試験前の推薦入試なので、募集枠がとても少ないようです。なので、倍率が高いのは当たり前。本試験の倍率は3倍弱でした。偏差値にしてもそうですが、こういう類の数値は、見せ方次第で伝える相手への印象を操作することが比較的容易です。こうやって、変な数字を持ち出して不安をあおるような発言をされると(別の意図があるのかもしれませんが)、一気に信用できなくなってしまいます。。
塾との付き合い方って難しそうだなと痛感してしまった出来事でした。