前回の記事の続きです。
前の記事で中学受験に必要な要素について整理しました。今回は、それぞれの要素を誰が担うのかということを考えてみたいと思います。
1. 教材とカリキュラム
Z会で十分かなと思っています。
Z会の中学受験コースには、対象校が設定されていて、ザッと見た感じですが、N50後半くらいから御三家までがターゲットのようです。長男が行きたい学校はこの中に入っています。
2. 授業
Z会には授業動画があります。
前回の記事で書いた、知的好奇心を刺激するような授業という点では、もし、塾にその部分を求められるのであれば、入塾する価値があるなと思っています。
動画とLive授業の違いを考えてみると、、、
動画の良いところは、自分のペースで進められるところ。わからなければ繰り返し説明を聞くことができます。ただ、Z会の動画はどんどん進んでしまうので、先生の問いかけに対して考える時間が短い。
一方、Liveの授業だと生徒の様子を見ながら進めてくれるのはメリット。でも、集団塾の場合、生徒それぞれの理解のスピードは異なりますし、カリキュラム通りに進める必要もあるので、Live授業の恩恵を受けられる生徒はごく一部なのかなと思いました。
(この辺りについて、模試を受けた集団塾で質問してみたので、後日記事にしたいと思います→書きました。塾に話を聞いてみた(ちょっとした違和感))
集団塾が難しい場合、個別という選択肢もありますが、個別指導は先生の質によって効果が大きく変わりそうなイメージです。学生の先生も多そうですよね。。
3. 受験情報
ここは塾が得意なところなのかなと思っています。
Z会で乗り切ろうとすると、私が頑張って情報収集するしかなさそうです。
- 学校ごとの入試問題の傾向分析
- 受験校の選定
- 説明会などの情報収集
- 入試スケジュールの情報収集&スケジュール作成
傾向分析は骨が折れそうですが、それ以外については、自分で考えた方が雑念が入らず良いのかもしれません。志望校の選び方については、沢山の先輩方がブログに書いてくれていますので参考になりそう。
4. メンタルサポート
メンタルサポートが必要なのかという点と、塾が本当に助けになるのかという点はよく考えてみたいと思っています。現時点ではあまりイメージが沸いていないので、保留。
ただ、一つ思うのは、中学受験に向けての通塾や勉強で失った物が大きすぎると、何がなんでも合格しないと!となりますよね。その時に親子共に辛くなってしまうのかなと思いました。
(最悪の結果になったとしても)得るものしかないと信じて、親子で乗り切りたいなと、今のところは思っています。
5. 子供の学力把握と伸ばすための計画策定
塾に通うのであれば、期待したいところではあります。ただ、集団の塾では難しいだろうなということが容易に想像できます。
生徒の個性を把握して、得意分野/不得意分野を見極め、対策を立て、実行できているかをチェックする。ものすごくハードで、生徒に対する愛がないとできない。しかも全員分なんて、どんなに熱心な先生でも不可能でしょう。
なので、塾に通ったとしても、基本的にここは親がサポートしてあげた方がよいところなのだろうなと思います。はじめはサポートしつつ、6年生になるころには、基本的には自分でできるようになっているのが理想。
勉強に限らず、自分をしっかり見つめて改善することは人生において最重要だと私は思っています。中学受験を通して、これができるようになれば、結果なんて二の次で、大成功だったと思えると思います。
まとめ
教材とカリキュラム
→ Z会授業
→ Z会。質がよければ塾に任せたい。受験情報
→ 出題傾向は塾から欲しい情報。それ以外は自分で頑張れそう。メンタルサポート
→ 実感がないので保留子供の学力を伸ばすための計画策定
→ 塾に期待。無理なら自分で頑張る。
5年生のタイミングで塾に入るのであれば、2. 授業の質と、5. 子供の学力を伸ばすための計画策定が期待する役割。でも、塾に話を聞いてみたところ、その部分はあまり期待できなさそうな雰囲気でした。
ただ、6年生での志望校対策や受験情報に関しては良さそうなので、5年生はZ会で乗り切って、6年生で志望校対策講座に参加するのはありかもしれないなと思っています。
塾に話を聞いた際の話は別で記事にしたいと思います。