Z会でマイペースに中学受験(2022、2024)

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おすすめの本。『中学受験「必笑法」』

中学受験に向けて頑張ろうと決めたころ、こちらの本に出会いました。前回は、さらっと読んだだけだったので、改めて読み返してみました。私が目指す中学受験の姿がしっかりと言語化されており、折に触れて読み返したい1冊です。

中学受験「必笑法」 (中公新書ラクレ)

中学受験「必笑法」 (中公新書ラクレ)

  • 作者:おおたとしまさ
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: 新書
 

 

私が特に感銘を受けた部分をご紹介します(自分のまとめのためにも)

10才以降は勉強に適した脳になる

これはよく言われることですが、10才以降は脳がほとんど大人と同じになるので、ガンガン勉強させてよい。スポーツでも9才〜12才ごろをゴールデンエイジと呼び、高度な技術を身に着けることができる、かつ、将来伸びる土台を作るのに絶好の時期。

つまり、小学校高学年の子供は何かに一生懸命取り組むには最適。スポーツでもよいし勉強でもよい。テレビやゲームに時間を費やし「何もしない」のはありえない。

必笑法

たとえ全滅しても「やってよかった」と思える境地に至ること。そのために

  • 努力が報われないこともあるという現実を受け入れる
  • 何がなんでもというこだわりを捨てる勇気を持つ
  • 受かった学校が最高の学校。第一志望以外はすべて第二志望
  • テストの点ではなく、プロセスにも注目して我が子の才能を評価する

志望校の選び方

  • 学校ごとの「らしさ」を見極める。子供達はそれぞれ個性があるが、その学校「らしさ」を身に纏って卒業していく
  • 学校説明会などで校長=学校の象徴の様子をよくみておく
  • 入試問題にも学校の教育観が表れる
  • 入試問題との相性=その学校との相性とも言える。入試問題がおもしろい・いい点が取れる学校では、楽しい6年間が過ごせる可能性が高い

 

  • 第一志望は20%でも可能性があるならばあきらめる必要はない
  • どこかには合格できる確率を計算する

その他

  • 中学受験は残酷なまでに親の未熟さをあぶりだすイベント。中学受験を笑顔で、終えられる親子とは、親自身も、中学受験という機会によって成長できた親子
  • 捨てる勇気
  • これ以上頑張りすぎると危ないというときに、ブレーキをかけてあげる
  • 家庭をほっとできる場所にする
  • 親は無力

 

前回も今回も、こみあげてくる物がありすぎて、ついついホロリとしそうになりました(読書は電車か会社の昼休みなので必死にこらえます)。中学受験が終わった日、家族全員で笑って乾杯したい!その日に向けて、この本をバイブルに頑張ろうと思います。必笑!!

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