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合不合の成績データの活用方法をご紹介。解き直し&復習ポイントを見極める

合不合って、データがとても豊富ですよね。みなさん、活用できていますか?正直、わたしはできていませんでした(汗)

今回、中受2巡目ということで、合不合のデータをじっくり見てみたところ、少々メニューの配置やネーミングに癖はあるものの、とても有益なデータが詰まっていることに気付いたので、私なりの活用方法を整理してみました。他にも色々な活用方法があると思いますので、少しでも参考になるところがあればうれしいです^^

 

成績ってどこから見るの?

四谷大塚の父母用サイトの左上にある「成績管理」から各種データを見ることができます。私はMacなので推奨環境外。ということで多少レイアウトが崩れていますが、成績情報などはちゃんと見れるので大丈夫です。

 

全部で6つのリンクがあります。(名称が冗長なので前後端折って書きます)

  1. 成績表
  2. 学習診断表
  3. 学習目標領域
  4. 合格判定検索
  5. 配点シミュレーション
  6. 再合否判定

一番下の「再合否判定」は四谷大塚の生徒さん向けのメニューかなと思います。なので、実質5つですね。

 

1. 成績表

ここがメインの成績表です。

各教科の得点、平均点、偏差値や志望校判定などが見られる一般的な成績ページです。

 

2. 学習診断表

学習診断表とは?

私が合不合の見直しに使っているのが、この学習診断表です。ネーミングがわかりにくいのですが、要するに、正答率分布です。この表がとてもわかりやすい!

横軸が正答率になっていて、正答率ごとに問題のマスが積み上げられています。難易度の分布が一目瞭然ですよね。実際は、間違えた問題は赤色に塗りつぶされるので、間違えた問題の分布も一目瞭然です。下記のキャプチャでは赤塗りは消しています。


全体のデータはもちろん、学校ごとに80%判定が出た生徒を母集団としたデータを見ることができます。上に貼ったものが2023年度第1回算数の全体の分布ですが、試しに開成80%判定のデータを見てみると・・・

 

殆どの問題が正答率90〜100%。積み上がり過ぎて見切れてしまいました。オソロシイ世界です。反対に、開成80%でも正答率が10%未満の問題が!完全に捨て問ですね。

 

全体/志望校ごとのデータ

全体の学習診断表は、成績表の各教科の偏差値をクリックすると見ることができます。何コレ、めっちゃわかりにくい(汗)

 

志望校ごとの正答率分布は、成績管理>合不合学習診断表から見ることができます。自分が志望校設定した学校はもちろん、その他の学校のデータも見ることができるのでポチポチ見てみると面白いです。

 

活用方法

私は下記の3種類を見て解き直しする問題を決めています。

  1. 全体の正答率が40%以上
  2. 自分の偏差値と同じくらいの母集団の分布を見てみて、解き直しした方が良い問題を足す
  3. 第一志望の分布を見てみて、解き直しした方が良い問題を足す

まずは、全体で40%以上は必ず解き直しをします。次に同偏差値帯と第一志望の分布を見て、解き直しをする問題を足します。

 

例えば、下記は今回の次男の4教科偏差値で80%判定がギリギリ出そうな(つまり80偏差値が同じくらい)の学校の正答率分布です。

16は全体では正答率30%を切る問題ですが、この母集団では60%を超えているので解き直しに追加します。15,20,22は余力があれば。第一志望の分布も同じように確認します。他の志望校の分布を見てみても参考になると思います。

 

3. 学習目標領域

学習目標領域とは?

学習目標学習領域という2つのデータから成り立っています。学習目標と学習領域も全然ピンとこないのですが、

  • 学習目標:分野(理科だと生物、地学、物理、化学)
  • 学習領域:単元(理科だと人体、流れる水の働き、てこ、水溶液、etc...)

のイメージでよいと思います。

分野ごと、単元ごとに、母集団の正答率と自分の正答率をグラフで見せてくれます。なぜか全体のデータはなく、志望校ごとのデータのみです。

 

活用方法

第一志望/適正校あたりのデータと比較をして、弱いところを把握します。

例えば、これは某進学校を志望校とした場合のデータです。

「貿易が壊滅的(涙)公民は未修なので気にしない。資源、エネルギー都道府県と都市近代史も復習したいけど全部は無理そう。近代史は前から弱いから、近代史が優先度高いかな。」という考察になりました。

 

特に、複数回続けて同じ単元の得点率が低い場合は、長期休みや祝日などを使って復習する予定を立てます。近代史、そろそろなんとかせねば・・・。

 

4. 合格判定検索

合格判定検索とは?

志望校設定していない学校でも、合格判定(パーセンテージ)と志望者中の順位を見ることができます。

 

活用方法

合不合で志望校登録できるのは6校までなので、登録できなかった併願校の判定を見てみるのもよいと思います。

また、志望校の倍率を把握している場合は、「○位だからギリギリかなー。でも、ここにSが入ってくると上の方が膨らむからなぁ・・・。」なんて妄想もできますね(笑)

1位!!でも9人しか志望者がいない・・・

 

5. 配点シミュレーション

配点シミュレーションとは?

実際の入試では教科によって配点に傾斜がありますよね。その傾斜を考慮して判定を出してくれるようです。ただ、対応している学校は一部の最難関校のみです。

 

活用方法

我が家はお呼びでないです(汗)

最難関校を受ける場合で、教科によって凸凹が大きい場合はこのシミュレーションが役立つのかもしれません。

 

まとめ

ふぅ。書き始めてみたものの、なかなか大変でした(汗)

せっかく色々な切り口でデータを見せてくれているので、しっかり活用して、日々の学習に活かしていきたいですね!

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