自戒の念も込めて。
我が家では、本人の希望で中学受験に向けて頑張ることにしました。誰に聞かれてもそのように説明していますし、家族全員がそうだと思っています。
でも、本当に「本人の意志」なのか?
答えはYesでもありNoでもあると思っています。
確かに、本人の強い意志があります。これまで、Z会辞めていいんだよ?という話をしていますが、本人が続けると言い張り、ここまできました。この12月に、5年生に向けてしっかり勉強をしていこうと決めた際も、5年生でどの程度勉強時間を確保しなければならないかを一緒に確認し、それでもやると本人が決めました。
では、なぜこんなに意志が固いのかというと、、、
話は遡り、長男が低学年のころ。お友達のお兄ちゃんが中学受験をしました。それをきっかけに、中学受験に興味を持った長男。あるとき、中学受験って何?と私に聞いてきました。私はざっとこんな感じで答えました(もちろん低学年男子にわかるように簡単に話しています)
まず、前提として
- 中学には、誰でも入れる中学と試験をして合格すると入れる中学がある
誰でも入れる中学(=公立中学)
- 住んでいる場所によって行く学校が決まる。ここだと〇〇中学。
- 今の小学校みたいな感じで、お勉強が得意な人も苦手な人もいる。いろいろな人がいる
試験をして入る中学(=私立、国立、中高一貫の公立)
- 理科を一生懸命やる中学、英語を一生懸命やる中学、学校ごとにいろいろな特色があるから、気に入った学校を受験する
- 同じ位勉強ができる子が集まるけれど、みんなそれぞれ得意なことや興味があることが違うから、いろいろなお話ができて楽しいかもしれない
- 設備が立派な学校が多くて、お母さんが行っていた学校には温水プールがあって一年中水泳の授業があったよ(長男は当時スイミングスクールに通っていて、水泳大好きでした)
- 受験は結構大変で、沢山勉強をする必要がある
当時、一番響いたのは「お母さんが行っていた学校には温水プールがあって」の部分(笑)温水プールがある学校に行きたい!!!!僕、受験する!!と、なったわけです。成長とともに、スイミングへの熱はすっかり冷めてしまったのですが、受験への想いは今のところ冷めていないようです。
ということで、本人の意志には間違いないのですが、それを焚きつけたのは私。「自分がやりたいって言ったんだから自分で頑張りなさい。」と冷たく振り払いたくなる時もたまーにあるのですが(仕事が忙しいときは特に)、責任を持って彼の目標を応援してあげないといけないなと思っています。
本人にやる気があるのは、素晴らしいこと。そして、この1ヶ月で、随分としっかり勉強に取り組めるようになってきました(時間はまだまだ短いけれど)。ブログで他の方の様子を読ませていただいていると、まだまだ、もっと、全然足りないと思ってしまうのですが、他の子と比べるのではなく、少し前の長男と比べることを心がけていきたいです。中学受験、すでに、母の忍耐力と精神力が試されている気がします。。