HSCな次男のこれまでについて書いています。
HSCとの出会い
学校を休みがちだった3年生の終わりごろ。
「私にとっては小さなことでも、次男にとっては大きな問題なのだな」と割り切ったあと、私の心もずいぶんとラクになりました。そして、次男にとって何がよいのだろうと、ネットで色々検索して出会ったのがHSC。目から鱗が落ちるとはこのことでした。
HSC関連の書籍も何冊か購入しました。
特にこちらの本は5人のお子さんが全員HSCという方の著書で、お子さんの様子を例にあげて具体的に記載されており、とてもわかりやすかった。次男はそれほど特性が強い方ではないのかもしれませんが、共感できる部分が非常に多く、読みながら涙が止まりませんでした。
こちらもマンガ形式で読みやすかったです。
家族でHSCを認識する
次男本人にも、次男はHSCと呼ばれる特性があるようだということ、人より心配になってしまうことも多いけれど、その分、人より楽しいさやうれしさも沢山感じられているから、悪いことばかりではないという話をしました。
ただ、あまり特別なことだと思わないようにHSCという言葉を多用しないように気をつけました。
こういった話を本人に伝えるかどうかは判断が分かれるところかもしれませんが、我が家は「みんな違って、みんないい」をモットーに子育てしてきたので、きっと次男にも伝わると信じていました。
このことは我が家ではとてもよい方向に機能したなと思っています。全員が次男の思考の癖を把握してフォローできます。ネガティブに捉えてしまうのは仕方ない。でも、なるべくポジティブに捉えられるように声かけをしていけるようになりました。
メタ認知能力を高める
次男自身も”自分は人より色々なことを気にしてしまう傾向がある”ということを理解することで、「実は大丈夫なのかもしれない」と思えることが増えたように感じます。その上で、やっぱりイヤなものはイヤ。怖い物は怖い。ということが認識できるようなってきていると思います。
これってメタ認知ですね。
もちろん、まだ子どもなので感情をコントロールすることは難しいかもしれませんが、自分の思考の癖を知り、対処することってとても大切です。今の時点では対処することはできなくても、まずは自分を知ることから始めれば、きっと成長とともに対処できるようになっていくはず。
次回は次男の転機について書きたいと思います。
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