過去問の時期がやってまいりました。
A3コピー機が便利なようですが、一般的な家庭用カラープリンタ(A4サイズ)を最大限活用して乗り切る予定です。
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そもそもなぜコピーするのだろう?
簡単にググったところこんなことが書いてあるところが多かったです。
- 解答用紙:原寸大にすることが大事。特に、箱型記述は解答欄の大きさにより字数が変わる(主に国語)
- 問題用紙:複数回解くため。前回の書き込みがあるとやりにくい
ってことは、問題の方はコピーなしで2冊買っちゃえばよいじゃーんと、本のまま渡すことにしたのですが、そんなことをTwitterで呟いてみたところ、にゃち先輩(id:nyacha)から目から鱗のアドバイスをいただきました。
マジレスすると、親が見てないタイミングで解答(各回の直後にあるので一括で切り離せない)を見ちゃったり、一つの教科の間に他の教科の問題を先読みしたりするので、結果の信頼性を求めるのであればあまり推奨しませんです(本命校以外の過去問演習で本そのものを渡したらやられたw
— Nyachi (@nyachi) 2021年8月28日
この視点、すっかり抜けていました。
6年生後半、本人も極まってくると思うので、不正ができない環境を作ってあげることってとっても大事ですね。先輩からのアドバイス、本当にありがたいです。
ということで、我が家もお作法に則りコピーして使うことします。
過去問の入手方法
過去問の入手方法は主に3つ。
1. 赤本
赤本は絶対必要です。問題や解答は赤本以外でも入手できますが、赤本がないと解説がありません。
赤本のデメリットは学校によってはレイアウトが実物と大きく異なることがある点。赤本だと詰め詰めでギッシリと印刷されていることがあり、実物を見比べると本当に同じ問題!?と感じるほど違う場合があります。ということで、実物が手に入る場合は実物を使うのおすすめです。
※最近Twitterで話題の本郷中学の過去問を貼っておきます。本郷中の広報の方は本当にTwitterの使い方が上手で驚きます
2. 志望校のHPや説明会
HPに過去問(実物)を掲載してくれている学校がたまーにあります。
また、説明会に行くと前年度の実物をもらえたり購入できたりすることもあるので要チェックです。
3. 四谷大塚の過去問データベース
会員登録するだけで、実物のPDFがダウンロードできるという神サイト。しかもカラーで掲載してくれている場合もあります。ただし、教科によっては掲載がないのと、見開きでアップロードされているので、A4プリンタでの印刷は一工夫必要です(後述します)。
いざ、印刷&コピー
1. 解答用紙は原寸大コピー
赤本の解答用紙を拡大コピーします。A4までに収まる場合は家で。B4以上はコンビニで。国語の解答用紙がA4で収まる学校はあまりなさそうです。
2. 問題用紙
問題用紙は家のプリンターでB5サイズに印刷をして製本します。製本と言っても、①裏からセロテープで止める→②じゃばらに畳む→③背表紙部分をテープで止めるの3ステップ。本物っぽくなってテンションあがります!(笑)
ちなみに、四谷大塚の過去問データベースはB4見開きのPDFになっているので、B5サイズに分割する必要があります。分割する方法については下に書きましたので参考にしてください。
そこそこ手間ですが、大問が複数ページにまたがっている場合(特に国語)はこの方法が良さそうです。算数はホチキスで左上をパチンと止めるだけでも大丈夫かも。
【Tips】A4プリンターを徹底活用するための小技
Adobe ReaderでB4見開きページをB5に分割
四谷大塚の過去問データベースは見開きB4サイズで掲載されていることが多いです。家のプリンターで左右ページに分割して印刷したかったので、こちらのサイトを参考にページサイズ処理:「ポスター」でB5に分割して印刷しています。有料のAbobeを使った記事ですが、無料のAdobe Acrobat Reader DCでも分割可能です。
赤本は裁断するとコピーしやすい
必要箇所をカッターで切り取ってをコピーします。赤本以外で問題が手に入らない場合だけなので、必要な箇所だけカッターで切り取るのがラクでした。
私はコピーしてる間、蓋を抑えておくのがストレスなので、本のままコピーはしない主義です(笑)
カッティングマットと定規があると便利です。
枚数に応じてスキャン&印刷
ページ数が多くてコピーすら面倒なときは、スキャン&印刷の方が手間がかかりません。特に国語と社会はページ数が20ページくらいになることも多くて大変です。
AdobeScanでも20ページくらいなら頑張れますが、やっぱりスキャナーが便利です。
まとめ
中学受験生の母なら誰もが悩むであろう過去問コピーですが、A4の家庭用プリンターでもある程度対応できそうです♪
スキャナーについてはこちらの記事で紹介しています。