Z会でマイペースに中学受験(2022、2024)

Z会をベースにスタディサプリ・ママ塾・個別指導などでマイペースに中学受験を目指す親子の記録です。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

Z会中学受験コースリニューアル。新旧を比較をしてみた。

来年度(2022年2月から)、Z会の中学受験コースがリニューアルします。HP(Z会の通信教育 小学生コース)にリニューアル後の情報が掲載されていました。

 

一番大きな違いは、最難関レベルと難関レベルができることのようですが、副教材の構成や標準学習時間も少し変化がありそうです。4年生と5年生の分を以前までのものと比較して考察してみました。※6年生はほとんどやれていないのでコメントは控えます

 

 

共通

最難関レベルと難関レベル

2つのコースができます。これまでもクローバーマークがついている応用問題は難しい場合は飛ばすようにというアドバイスだったので、難関レベルはクローバーマークを飛ばす(もしくは、別の問題になる?)形なのかなと思っています。多分、Z会に問い合わせれば教えてくれると思います。

また、月例テスト(現:てんさく)の問題が最難関と難関でわかれるようなので、ランキングなども別になるのかな?ただでさえ少ない母数がさらに減っちゃいますね(涙)

我が家は今のところ最難関で進める予定です。5年生後半で応用問題が難しくなってきたタイミングで難関に切り替えるかも。臨機応変にいこうと思います。

 

ドリルがなくなる?

学習時間の表からドリルがなくなっています。このドリル、内容はとても良いのですが、アプリの動作がモッサリなのが玉に瑕。また、せっかくアプリなのですが正誤が一覧でみれたり、誤答の問題だけ取り組めたり(直後にはできるけれど)といった機能がないのもデジタルの良さを活かしきれていない印象でした。

追記:Z会中学受験コースのお試し教材(【Z会の通信教育】中学受験コース体験サイト)にはドリルが残っていることに気づきました。どっちなのだろう??

 

算数の単元学習に確認問題が追加

単元学習のあとにアプリ上で取り組む確認問題(例題の類題)が追加されるようです。

Z会の算数は例題の類題(数値替えのような問題)がほとんどなく、基礎の練習が不足している印象があったので、この変更はとてもありがたいような気がします♪確認問題だけ繰り返し取り組めるようになっているとなお良いのですが、どうでしょう?

 

月例テスト(現:てんさく)に解説動画がつく

これまで添削問題の解説は文章のみだったのですが、解説動画が追加されるようです。これはとても嬉しいですね!

 

アプリのUIデザインが変わりそう

HPに貼ってあるキャプチャを見ると、現行のアプリと少しUIが変わっています。もっさり感やちょっとした使いにくさが改善されているか期待!

 

定着度テスト(現:到達度テスト)の時期が変更

これまで4月と10月だった到達度テストですが、名称を定着度テストに変更し、時期が8月と1月になるようです。どんな意図があるのかは不明です。

 

いくつかの名称変更

正直、何を目的とした変更なのか疑問です。名称が変わると、ただでさえ数少ないZ会の情報を検索してもヒットしなくなるので、困ることしかないような気がします。そして、ネーミングも実態とズレていたりするんですよね。

  • 月例テスト・・・現:てんさく。2週間に1回なのに「月例」?
  • 毎日練習ブック・・・各月10回分掲載。繰り返して「毎日」やりましょうということなのかな?
  • 定着度テスト・・・現:到達度テスト。到達度でも定着度でも大差ないような。

 

このブログも到達度テストの前後は「Z会 到達度テスト」の検索訪問が増えます。到達度テストに向けての勉強の仕方など、先輩方の知見にアクセスしにくくなるのは悲しみしかありません。

 

4年生

構成と学習時間

リニューアル前
f:id:happy-it:20211217071026p:plain

リニューアル後
f:id:happy-it:20211217071045p:plain

 

国語

ドリルがなくなった分、毎日練習ブックができるようです。

ドリルでやっていた知識問題が紙のドリルに移行する形ですね。紙のテキストの方が繰り返し取り組みやすいかもしれません。

 

算数

ドリルがなくなる分、確認問題が増えますが、全体的な学習量は微減のようです。

ドリルは当月の定着+復習問題のような構成になっていてとてもよかったのですが、当月分は確認問題、復習分は毎日練習ブックに分かれるのかなと思います。新規の学習はエブリスタディアドバンスト、復習は毎日練習ブックと役割分担が明確になりそうですね。

一方で、ドリルが減ることで、学習回数(=算数に取り組む日数)は減ってしまうので、練習問題や練習ブックを解き直すことで学習回数の確保を意識した方がよさそうです。

 

理科・社会

ドリルがなくなるので、テキストベースで繰り返し学習をしましょうということなのでしょうね。Z会は知識だけをまとめたテキストみたいなものがないので、なかなかハードルが高そうです。

理科は「覚えておこう」と例題をしっかり、社会はテキストを何度も読んで空欄を覚えるという進め方がよさそうです。

 

5年生

構成と学習時間

リニューアル前
f:id:happy-it:20211217102508p:plain

リニューアル後
f:id:happy-it:20211217102543p:plain

 

国語

ドリルがなくなる分、純減です。ただ、このドリル、月に4回=週に1回という分量で、それほど重要だったかと言われるとそうでもないような。練習ブックで十分なのかもしれませんね。

 

算数

国語同様にドリル分が純減です。算数のドリルも月に4回=週に1回と微妙な立ち位置だったので、長男のときも学習が追いつかないときは真っ先に削る対象になってました。。

また、5年生2月、3月は学習回数が8回になるようです(国語も)。確かに5年生に上がるタイミングは量・難易度ともに一気に上がるので、学習回数が減ることによってスムーズに移行できそうですね!

 

理科・社会

4年生と同じなので省略。

 

まとめ

大手塾が学習内容を難化・増加させている中で、教材の量を減らすというのはなかなか勇気のいるリニューアルだっただろうなと思います。でも、ここがZ会の良いところ。厳選した良問に繰り返し取り組むことで力をつけていくことがコンセプトですもんね。

難易度は申し分ないと思いますし、今回の変更で構成がシンプルになったことにより、それぞれのレベルにあわせた取捨選択・繰り返しがしやすくなったという印象を受けました。

 

一方で、アプリのドリルがなくなったことは少し残念に感じました。

ドリルや練習問題の正誤を保護者アプリでも見れるようにしたり、誤答の問題だけを繰り返し学習したり(このくらいならAIとかなくてもできる)を導入してほしかったなー。せっかくなのデジタルの良さを最大限活用して欲しかったです!

とはいえ、受講者が少ない中限られた予算で運営していると思うので文句は言いません!いつもありがとうございます♪

 

タブレットで映像授業を見る際は、首の負担を減らすために高さと角度が調整できるスタンドを使っています。

関連記事

happy-chuju.hatenadiary.com

happy-chuju.hatenadiary.com

happy-chuju.hatenadiary.com

happy-chuju.hatenadiary.com

happy-chuju.hatenadiary.com

プライバシーポリシー・免責事項  |  お問い合わせ