長男は漢字が大の苦手でした。
今は、AnkiにZ会の漢字を登録して毎日のルーティーンとして学習しています。毎日こつこつ続けているので、随分書けるようになってきたと思います。(本人比)
更に、学校の担任の先生が素晴らしく、頻繁に小テストを実施してくれて、優秀者は表彰されるようです。その表彰の仕組みも秀逸で、子供たちのやる気をくすぐるのが本当に上手。
そんな相乗効果もあり、あんなに嫌いだった漢字の学習に抵抗なく取り組めるようになりました。
と同時に最近感じていること、それは、文章の読解ができるようになってきたことです(!)漢字の知識が増えると、文章も読みやすくなるんですね。当たり前といえば当たり前ですが、これは盲点でした。
漢字は単に漢字を覚えるだけではなく、語彙の広がりや、文章の読解にも直結するのだなと、漢字学習の大切さを実感しています。
小学校の漢字学習の問題
長男の漢字嫌いは1年生のころからです。
ひらがなすら満足に書けない状態で入学してしまったので、漢字の宿題が苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
ノートの空白を全て埋めるように指示される。同じ漢字をひたすら何回も書かされる(ドリル、普通の漢字ノート、ワークブックの3種類あったと記憶しています)。字が薄かったり、汚かったりすると付箋を貼って返され、直して再提出。漢字の宿題だけで1時間以上かかることもザラでした。
年配の女性の先生だったので、昔ながらの漢字学習の指導法なのですかね。本当に毎日泣きながらやっていました。とにかく嫌いにならないでほしいと願い、励まし続けましたが、すっかり漢字嫌いの出来上がり。そして、残念ながら、2年生も同じタイプの先生でした。
連絡帳に「睡眠時間を優先させたいので宿題おわりませんでした。申し訳ありません。」と何度書いたことか・・・。
3年生はそこまで厳しい先生ではなかったようですが、この頃にはすっかり漢字嫌いが定着してしまい、宿題はかなりサボっていたと推測されます。4年生も然り。
学ぶモチベーションが大事
幸い、長男の漢字嫌いは払拭されましたが、1、2年生の漢字学習がもう少し長男のペースにあったものだったら・・・と考えてしまいます。
というのも、次男の先生はそこまで厳しくありませんでしたが、次男は漢字が得意です。これまで、長男の漢字嫌いと次男の漢字好き(?)は個性の問題だと思っていたのですが、漢字学習に対するモチベーションの違いなのではないかと思うようになりました。
今の長男は新出漢字を覚えるスピードも割と早く、上に書いた漢字の小テストもいつも表彰してもらえています。
長男の漢字嫌いは個性ではなく、低学年のころのトラウマだったのではないか・・・?
小学校の漢字学習で漢字が嫌いになり、文章読解にも悪い影響が出る。そして、どんどん国語が苦手になる。こんな悪循環が起きてしまっている子が実は多いのではないでしょうか?
今の時代、ITの力を使えば漢字学習を楽しく効率的にやる方法はいくらでもあります。自宅で取り入れることはできますが、学校にこそ取り入れて欲しい。IT活用まで行かずとも、よい指導をされている先生もいらっしゃるので、そういう指導方法がどんどん広まっていくと良いなぁと思っています。
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