Z会の学習では、受験用のテクニックのようなものは今のところ出てきていないと思います。例えば、これ。多分、塾に通っている我が家がたまにお世話になっている塾の5年生はほぼみんな知っているらしいテクニックだそうです。(手書きですみません)
訂正)どこの塾でもこういったテクニックを扱うものと思い込んでいたのですが、どうやら、塾や先生によって異なるようです。コメントくださった満月ママさん、ありがとうございます!
葉状図形といい、正方形の面積の0.57倍と覚えるそうです。
Z会では正攻法の中心角が90度のおうぎ型×2 - 正方形で求めます。多分、0.57倍は今のところは出てきていないと思います。
長男は塾の夏期講習で0.57を教わってきて、「便利だー!すごくない!?」と感動していました。確かに問題を解くという意味では便利で速いと思いますが、この知識のおかげで正攻法で考えることをしなくなりました。
でも、応用がきくのは正攻法の方。
正攻法が使える上で、裏技的に0.57を覚えるのは良いと思いますが、やっぱり今は正攻法を大事にして欲しいなと思います。
塾のテストを受けると、「この問題はテクニックを知っていれば秒で解けますが、知らないと計算が大変です」という話が必ず出ます。テクニックを覚えて問題を解けるようになるのは学習としてどうなのだろう?中学生になると方程式や公式を沢山覚えて、それを使って問題を解きますよね。それと同じことなのか、違うのか。説明はできないけれど、なんとなく違うと感じてしまいます。この違和感が何なのかをもう少し考えてみたいです。
塾でも上位層の子たちは、正攻法も理解した上でテクニックで武装している感じなのでしょうね。すごいなぁ。長男のように易きに流れるタイプは、テクニックばかり覚えて思考力が育たなそうで怖い(実際、葉状図形の問題はそうなっていますし)。Z会はそういう意味では長男にあってるのかも。
とはいえ、入試を突破するという意味では、テクニックで武装している子たちと一緒に受けるわけで、やっぱり6年生後半ではテクニックを学びに(?)塾に行った方がよいのかなと思ったりします。でも逆に混乱しちゃうのかな。うーん。難しい問題です。
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