まとめの第一弾は中学受験2周目の戦略についてです。戦略っていうと少し大げさですが・・・(汗)
タイトルにも書いていますが、5年生までは助走、6年生からエンジンをかけるという考え方をベースに、5年生までは理社は薄く、国語はカリキュラム通り、算数は厚めに学習することにしました。
この考えに至った理由は2つあります。
理由1:Z会や大手塾のカリキュラムは質、量、スピードともに過剰
Z会や大手塾のカリキュラムは最難関向けに作られているので質、量、スピードともに大多数の小学生には過剰だと思います。特に理社の知識は4,5年生で何度詰め込んでも、どんどん忘れていきます。。
長男が6年生の後半にお世話になった塾は、難関校への合格実績は少ないものの、質とスピードはかなり抑えられていて、Z会と予習シリーズしか知らなかった私は良い意味で驚きました。ベースはゆったり、最難関・難関向けに頑張りたい子は頑張ればいいというスタンスなのだと思います。
理由2:スポ少との両立
次男は4年生になるタイミングでスポ少に入りました。
活動日が週4〜5あるので物理的に時間がありません。また、明確な志望校もなかったため、4,5年生は両立を軸にできる範囲で頑張って、6年生で通塾をして頑張るもよし、引き続き両立を目指してもよし、何なら中受撤退もありと考えていました。
もし、6年生でエンジンをかけようと思ったときに一番大事なのは算数。中学受験の算数は特殊ですし、5年生までに苦手意識が芽生えないようにしたかったので優先順位をこんな形でイメージしました。
算数>>>>>国語>理科=社会
まとめ
上記の理由から、次男の中学受験は、国算はZ会、理社はスタディサプリを使って学習することにしました。途中で軌道修正したり、6年生のスポ少のメンタル面での負荷が大きかったりと予想外のことも多かったですが、概ね、当初考えていた通り、「5年までは基礎に絞って着実に、6年生でできるところまで伸ばす」という形になったと思います。
参考までにスタサプ+市販教材で学習していたころの理社の成績をまとめておきます。
- 首都模試
- 5年生7月:理社60〜65
- 5年生9月:理科70over、社会55
- Z会実力テスト
- 5年生8月:理社50〜55
- 5年生1月:理社55〜60
突き抜けることはできずとも、おいて行かれている感じもなく、6年生で戦うための土壌は十分できていたのではないかと思っています。
4教科Z会に移ってからの成績(四谷大塚の合不合)は、理科は安定して65前後、社会は50前後を推移していました。また、秋以降に社会に力を入れたことで社会もグッと伸び、結果的には過去問で安定して点数を取ることができるようになっていました。
個人的な感想ではありますが、4,5年生で基礎に集中することで、6年生でプラスアルファの知識を入れることや思考系の問題への対応がやりやすくなる面もあるのではないかと感じました。
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